お正月・年末年始にまとめて観たい!2016年のオススメドラマ Top3
2016年も沢山のドラマが放送されましたね。
その中から年末年始・お正月にまとめて観たいドラマをランキング形式でご紹介します。
第3位『早子先生、結婚するってほんとうですか?』
フジテレビ系 22時台ドラマ枠「木曜劇場」で放送されました。
和みます。観てるだけで和むんです、とっても。
松下奈緒さん演じる立木早子の抑揚のない淡々としたナレーションが癖になります。
嫌な人が一人も出てこない!嫌な事言う人も一人も出てこない!
登場する人たちは皆愛すべきキャラクターで、
自分の感情にも他人の感情にも素直に対応していきます。
いい大人たちがここまで素直だと清々しい。
同僚の女性教師達はお互い適度な距離感で付き合いながらも
家に集まっては愚痴をこぼし、励ましあったりします。
こういうシーンもまた、淡々と進むんですよね。
敬語の台詞が多いからそう感じるのかもしれませんが、
とにかくこの空気感が和みの要素です。
合コンを企画し婚活に勤しんだり、
でも仕事は一生懸命やって、私生活には問題も色々あったりして。
小学校の先生の人間関係や私生活ってあまり想像できませんでしたが、
普通の会社員とそんなに変わらないのかもな、なんて思いました。
すごい出来事は起こりませんが、日常に丁寧に目を向ければ
そこには愛すべき人や物が溢れているのかもしれない。
そんな風に思えるドラマです。
原作は立木早子さんの4コマエッセイ漫画です。
アメーバブログで連載されていた作品が書籍化されているので、
ドラマと合わせて読んでみるのもいいですね。
「早子先生、結婚するってほんとうですか?」を観るにはFODがオススメ!
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第2位 『ゆとりですがなにか』
日本テレビ系 22時台ドラマ枠「日曜ドラマ」で放送されました。
クドカン脚本はスロースタート、勝手にそう思って観ています( ̄▽ ̄)
最初はそこまで引き込まれていなくても気がつけばどっぷり。
これが宮藤官九郎脚本の恐ろしいところです。
主人公はもちろんゆとり世代。主人公の部下もゆとり世代。
新しい構図ですよね、ゆとりの上司とゆとりの部下。
ゆとりの友達にゆとりの恋人。
接点が全くないような3人の青年が「ゆとり」という共通項に直面し葛藤します。
ストーリーが進むごとに細かく散りばめられた点が線になり、
線が円になりリズムよく物語が丸く大きく膨らんでいきます。
リアルゆとり世代の岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥3人の掛け合いも見どころです。
アラサーとなった生まれも、職業も、考え方も全く違う「ゆとり世代」が一生懸命、今を生き抜きます。
沢山笑って、ちょっとホロっとして、また笑って。
肩の力が抜けて元気になれるドラマですよ。
第1位 『黒い十人の女』
日本テレビ系 プラチナイト枠「木曜ドラマ」で放送されました。
今回この大作に挑戦したのは、最近脚本家としても
頭角を現している芸人のバカリズムさんです。
原作は市川崑監督で1961年に公開されたオリジナル脚本の映画です。
時代を超えて愛される名作で、これまでに舞台やドラマで何度か再演されています。
以前この映画を見た時、スピード感のあるストーリー展開と
キャスト女性陣の魅力にとても衝撃を受ました。
今回「脚本バカリズム」を知って最初に思ったのは、えっ?!大丈夫?でした。
失礼な話ですよね。。でも十分に完成されたストーリーを
どうやって再構築するのか予想もつきませんでした。
しかし!緻密に組み込まれたストーリー展開、
台詞の掛け合いは本家を超えるほど面白かったです!。
本当に余計な心配でしたね(;^ω^)
本作のキャッチコピーは「不倫です。みなさんが大好物の。(10股)」
10人もの女性が関係しますので大喧嘩ありのドロドロですが、
もう人数多過ぎて本人達も身の置き場がどこなのかわからなくなってきちゃうのが面白いです。
仲間になろうとする人、一人でも蹴落として股を減らそうとする人、
ただ事態に翻弄される人、そんななか次々現れる新たな不倫相手。
今回は本当に10人で終わるのか?そんな猜疑心も出てきます。
元凶となる「松 風吉」は船越英一郎さんが演じています。
ドラマプロデューサー松風吉の飄々とした博愛主義かのような態度が、
全ての出来事を始め、物語を混乱と滅亡へ進めていきます。
しかし、不倫ドラマにはよくある重々しい空気はなく、「爽快!」の一言。
視聴者の心の中の疑問を、不倫相手の女性たちが小気味良く
台詞に吐き出してくれますのでとにかく見ていて気持ちがいい。
第3位「早子先生、結婚するって本当ですか?」にも出演している
佐藤仁美さんの演技を見比べるのもまた一考です(笑)
まとめ
2016年のオススメドラマは、いかがでしたでしょうか。2016年のドラマは豊作でしたので、年末年始のこの機会に
一気に観てしまうことをお勧めしますよ!
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。