世界一受けたい授業「ステッピングテスト」でわかるカラダ年齢測定とは?
世界一受けたい授業の保険体育の授業で取り上げられる
家庭で簡単にカラダ年齢測定ができるという
「ステッピングテスト」が紹介されます。
この「ステッピングテスト」は、
たった20秒間でその人のカラダの年齢が
わかってしまうという不思議な方法です。
一体どういうものなのでしょうか?
また、老化を防止するためには、
日頃どんなことに注意が必要なのかを調べてみました。
ステッピングテストで何が分かるの?
ステッピングテストは足の筋肉の状態を測定し、その人のカラダの年齢を測ります。
人の筋肉は年と共に衰えてきてしまいます。
衰える筋肉の量は、太ももでは20代をピークに毎年1%ずつ減少していくと言われています。
また、下半身の筋肉は上半身のなんと3倍も速く衰えると言われています。
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なぜ上半身の筋肉量に比べて下半身の方が速く減ってしまうのか?
なぜ、上半身より下半身の筋肉の方が速く減ってしまうかというと、年をとるにつれ、上半身に比べて下半身の活動量が少なくなり、
筋肉への刺激がすくなくなるためだそうです。
お年寄りの方を見ると、
動きが遅くなってしまうのは、
加齢による筋力の低下だったのですね。
しかも、筋力が低下しているために、
可動部分が若い頃と比べて
無意識に変えてしまっているため、
余計動きが鈍くなってしまっているのですね。
●ステッピングテストの方法
敏捷性のテストで下半身の衰え具合を知ることができます。両足が床にぴったりとつき、足の角度が90度になるくらいのイスに座ります。
そして、足を挟むように30cmの間隔でビニールテープ等でラインをひきます。
手はイスの横を掴み、上体を固定してください。
スタートと同時にテープの外に足を持って行き、すぐに元に戻す。
これを20秒間、全力でおこない、何回できたかを数えます。
25回以下 90代
26~27回 80代
28~30回 70代
31~34回 60代
35~37回 50代
38~39回 40代
40~41回 30代
42回以上 20代
出典:http://asahi.co.jp/hospital/archive/broadcast/2012_0228.html
●老化防止をするための対処法
老化を防止するための対策の前に、筋肉の性質を知っておくことが大事です。
筋肉は筋繊維の束(たば)で出来ていて、速筋(そっきん)と遅筋(ちきん)があります。
年と共に衰えやすいのは素早い動きに関する速筋(そっきん)になります。
速筋は瞬発力に関わる筋肉で、短距離走などでよく使われます。
遅筋(ちきん)は持久力に関わる筋肉で、マラソンなどでよく使われる筋肉です。
年を取ると先に速筋が衰え、敏捷性が落ちやすくなります。
そのため、日常の生活の中で、速筋を鍛えるには
ウォーキングに工夫を加えることがポイントです。
坂道や早足、また階段などを
ウォーキングの途中に入れたりして、
足への負荷を変えてみる。
音楽をかけてリズムに合わせて
カラダを動かすことも効果的です。
また、リズム運動を取り入れることで、
脳内のセロトニンの分泌が多くなり、
落ち着いた心でいつもいられるようになります。
まとめ
下半身の衰えは、思った以上に速いスピードで進行してきます。
下半身が弱ると、他の箇所への影響も大きいので
ぜひ日頃からの生活習慣を見つめ直し、
いつまでも健康なカラダでいられるようにしましょう。
(・∀・)